草間彌生の展覧会に行ってきました


静岡の清水区役所で法規調査をした帰り、静岡県立美術館で開かれている草間彌生展に寄りました。

 

「永遠の永遠の永遠」と題したこの展覧会は、草間彌生の最新の創造活動が展開されています。

 

絵画の構成は、前半は徹底的なモノクロームの世界が続き、後半は赤、緑、黄、黒など織り混ぜた原色の世界です。

 

いずれも、正方形の巨大なキャンバスに、モチーフが増殖、反復しながら、隙間なく描かれています。

 

見るものを圧倒しつつも、そのキャンバスに惹き込まれていきます。

 

その絵画の間々に、南瓜、チューリップ、少女など、巨大なオブジェが陳列されています。

 

草間彌生は20~30代の頃、ニューヨークで「ハプニング」という、時には補導されるような創作活動を展開していたそうです。

 

その時期は、「自分でつくり上げた、私の未来の原型」だったそうです。

 

それを読んだ時、若い時期には、自分の将来の地歩固めるような経験を、集中してやっておくべきなんだなぁ・・・と感じました。

 

インタービューで「何枚描くのか?」と聞かれた時も、「1000枚でも2000枚でも、生きている間に描きまくる!」と、答えてました。

 

「Toko-Ton」と書かれていましたが、トコトン取り組めることは幸せなことです。

 

私もそうありたいと思います。

 

とにかく展示はビビットな刺激の強い内容でした。

 

「南瓜」が、落ち着いて見えました。