黒田如水 「水五訓」


先日、富士市の曹洞宗永明寺を訪れる機会がありました。

 

永明寺は創建500年の歴史ある名刹です。

 

境内には、整備された庭園、池、枯山水、滝など、様々な景観がとりまいています。


そこに、ひとつの立札が!

 

いわく、「水五訓」と。

 

すかさず筆記したものを、以下に転記します。


一  自ら活動して、他を動かしむるは水なり

一  障害にあい、激しく勢力を百倍し得るは水なり

一  常に己の進路を求めて止まざるは水なり

一  自ら潔して、他の流れを洗い清濁併せ容るるは水なり

一  洋々として大洋を充たし、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変じ、霰と化し、疑っては玲瓏たる鏡となりえるも、其の性を失わざるは水なり

 

原文は、豊臣秀吉の謀臣、黒田如水が考えたとか…。

 

来年の大河ドラマの、主人公ですね。

 

歴史好きにはたまらない邂逅でした。

 

個人的には、一項目が好きですね☆