補助金について


今回、静岡県清水市で新築を検討されているKさんの役所調査をした際にまとめた、補助金について述べたいと思います。


浄化槽設置が必要とされる地域ですので、浄化槽の補助金を申請する予定です。


申請すれば5人槽で約16万円返金されます。


これは、工事金額の約1/3にあたります。

 

また、敷地が一部4m未満の道路に接している為、「狭隘道路拡幅事業」も申請する予定です。


これにより、敷地全体の測量費用が補助金で、全てまかなわれます。


また、道路境界境の舗装や縁石なども、一部補助金が出ます。

 

補助金申請には、書類や図面の作成など煩雑な手間がかかることは事実です。


しかし、建築士が市役所などへ法規の調査に行き、そして実務で設計を進めていく中で、申請に必要な資料や図面はおのずと揃ってくるものなのです。


その資料を、そのまま眠らせているのはあまりにも勿体ない!と思います。


とりあえず、エントリーすることで次につながっていくのです。

 

家を建てる時には、大きな金額が動きます。


クライアントの負担は大きなものです。


それを少しでも軽減させる為に、今あるしくみの中で、活用できるものは積極的に使っていくべきだと思います。


かくいう私も、創業時に中小企業庁の認定「創造補助事業」として、補助金を取得しました。

 

今年度は、全国で100社程度の採用でした。


金融機関からの低金利の融資を前提に、無返済で資材や機器などの購入が出来ます。


たまたま懇意にしていた産業支援センターさんから情報を頂き、2~3週間でコンセプトをまとめ、提出しました。


私にとっては、資金的にゆとりが出来、大変助かっています。

 

知ってるか、知ってないかは、大きな違いとなってきます。

 

まさに、微差は大差ですね☆