幻の集落 カンポンプロック


強烈な旅行体験があります。


観光地ではなく、本物の集落、カンボジアのカンポンプロックです。

 

トンレサップ湖の湖畔に、向かい合う2列の高床式住居群が、南北に1.2kmの直線をなしています。

 

浸水期には床下まで水が達する、水上住居としても有名です。


現地に滞在している、大学時代の先輩研究員に導かれ、シェムリアップから川沿いのデコボコ道をジープで走ること1時間半。

 

集落は突然、展開していました。

 

観光客は、誰もいません。

 

私が受けた印象としては、「ユートピア」の一言に尽きます。

 

ありきたりの言葉でいうと、集落の美しさに感動してしまったのです。


調査記録によると、集落には約3000人、約400世帯が暮らしているそうです。


学校や教会、集会場なども一通りそろっていました。


「本物の集落」と感じたのは、下水が整備されてなかったり、漁労後のエビが干されていたりと、その臭いの印象が強かったからでしょうか。

 

また、私が訪れたのは水が引いた乾期だったのですが。


住宅の列に挟まれた広場(道)では、子供たちはサッカーをしたり自転車に乗ったり・・・。


青年たちはネットを張ってバレーボールをしたり・・・。

 

柔らかく、自由に生活が営まれています。


あ~、また絶対再度、訪れたいとこですね。

 

Iさん、本当、こんな素晴らしい場所を教えてくれて、ありがとう!


夏になると、カンボジアのあの強烈な1日を思いおこします☆