源兵衛川  静岡県東部小旅行②(三島)


函南から三島へと電車で移動し、お目当ての源兵衛川(げんぺいかわ)へ。

 

三島は水の街ですね。

 

街のいたる所に、水盤や水場、遊水地などが点在しています。

 

また、太宰治や正岡子規など文豪にも愛され、小説に川と共生する三島の街が、魅力的に描かれています。

 

源兵衛川は富士山の湧水を水源とし、全長1.5kmの農業用水が市街地を流れています。

 

高度経済成長期に工場がたくさん建ち、水量は減り、周囲の環境も疲弊していたそうです。

 

1990年代、NPOを核とした市民団体、行政、企業が協力し、三島の風景を取り戻すよう、川の再生に動きだしました。

 

そして清流、源兵衛川は蘇生されました。

 

ここを訪れるのは、2回目になります。

 

川の中を歩く、という表現がふさわしいのではないでしょうか。

 

きれになった川に、人々は集まり、子供たちは水遊びに夢中です。

 

川沿いの家屋は、川に面してテラスを向けるようなりました。

 

経済的な街おこしではなく、文化と自然に根差した形で再生した三島の街は、非常に輝いてみえました☆