静岡での打ち合せの後、駿府博物館で催されている宮沢賢治展をのぞいてきました
以前より、宮沢賢治の手帳が展示されると聞いていました
「雨ニモ負ケズ~」の詩は、死の直前に病床で書かれたものだったんですね
小さな手帳に書き綴られた文字は、それでもどこか朗々とした感じを受けました
37年の生涯で生みだした多くの物語は、何故か、今の自分にスッと入ってきます
昔読んだ時には、あまりそうは感じませんでした・・・、何故だろう
「詩ハ裸身ニテ 理論ノ至リ得ヌ境ヲ探リ来ル ソノコト決死ノワザナリ
イデオロギー下ニ詩ヲナスハ 直観粗雑ノ理論ニ屈シタルナリ」
(『宮沢賢治詩集』谷川徹三・編 岩波文庫)
私が賢治の言葉で好きな一節です☆