図面を描く



ここ数日は、事務所に籠って集中的に図面を描き進めています。


実施設計に入り、図面のスケールが大きくなり、種類と枚数が増えました。

 

一般的な木造住宅として、仕様書、配置図、平面詳細図、立面図、断面詳細図、屋根伏図、展開図、電気図・・・など、少なくとも30~40枚は描くことになります。

 

あくまで見積もり目的ですが、展開図は全室S:1/30で描いたり、次の施工図の下書きとなるよう、とにかく時間の許すかぎり描き込みます。

 

今はCADが主流で、「コピー&ペースト」、「保存」、「消去」などが簡単に出来るとはいえ、やっぱり考えながら、スタディしながら・・・。

 

CADで描いて、プリントアウトして、手描きで赤を入れて・・・の繰り返し。

 

確信の持てる1本の線が、徐々に増えていきます。

 

来週末の打ち合わせまで、パソコンの前に座って延々と続きます。

 

昔の設計者は、これを全て手描きでやっていました。

 

頭が下がる思いです。

 

究極の一品生産、注文住宅の設計には、この工程は欠かせません。

 

この、海の中へグッと潜っていくような作業は、結構楽しいものなのです☆