現代建築現場 道具考 番外編 道具道楽♪

打ち合わせや現場管理が重なり、久々の更新になってしまいました(汗)。

 

今回の道具考は番外編として、現場に入っている元気な大工さんについて書きたいと思います。

 

職人さんには、お喋り好きというか、手八丁口八丁というか、とにかくそういう方々がいらっしゃって、色々とお話しを聴く機会があるものです。

 

清水出身のこの大工さんは、今年で75歳、大工歴61年という猛者。

 

「静岡の大工の大会優勝者」という強者。

 

見てると確かに、現場を速く、綺麗に、ダンドリ良く進めて行きます。

 

「東京オリンピックの時は、1日で他人の7倍は稼いでた」とか、「弟子が何十人もいるが、未だに弟子には負けない」とか、「道具には人一倍こだわっている、集めるのが好きだ」とか・・・・、まぁ良く話しかけてくれます。

 

それでも、仕事がやたらと速いので、気持ち良いのですが。

 

「仕事が楽しくてしょうがない」とひたすら続け、日が暮れたから時間なので、やめて下さいと言うまでノンストップ。

 

脚立に上ってビス留めするし、3×6のベニヤも4階まで運び込みます。

快活でパワフルで仕事道楽。

 

こういう先輩が居てくれるのは、嬉しいものですね!

生き方の指針になります。

 

「老いてますます盛ん」、黄忠の様な仕事ぶりにほれぼれしています☆