石山修武教授退官シンポジウム

 

 

石山修武教授の退官シンポジウムに行ってきました

 

小雨降る中、多くの方々が大隈講堂に集まりました

 

建築家の安藤忠雄さんの講演、石山さんの公私に渡る交友とのスピーチなど、内容は濃密です

 

思えば学生時代から、石山さんの建築作品を観て歩きました

 

リアスアーク美術館、観音寺、伊豆の長八美術館、岡邸、世田谷村、ヒロシマハウス・・・

 

どれも一筋縄では解けない、建築作品群

 

そして強烈な講義と設計製図課題

 

「サヴォワ邸の増改築」、「都市の再生」、「佐賀のコミュニティ計画」など

 

課題発表時、「学部3年でサヴォワ邸ぐらい観てないとダメだから」と、例によって軽く言われ、慌てて友人と課題中にフランスまで見に行きました

 

分厚い研究室の記録には、建築をつくることへの情熱が凝縮され、読み手をあの記憶へと遡らせます

 

今、自分は石山さんの課題時ほど頑張っているのか?

 

あの、追いつめられるような集中を、建築に没頭するような感覚を、目の前の仕事でもう一度取り戻したい