地盤改良工事を行いました☆

 


静岡市清水区のK様邸新築工事は、地盤改良を行いました。

 

セメントミルク状、約3.5mの湿式柱状改良杭を40本打設しました。

 

今回の敷地は造成地の為、地盤の強度確保は欠かせません。

 

1本1本慎重に打ち込んでいきます。

 

打ち込んだ後は、杭頭を金コテで丁寧に均し、基礎の加重が垂直に載りやすいように整えます。

 

地盤改良がこれだけ頻繁に行なわれるようになったのは、阪神大震災以降のことでしょうか。

 

地盤屋さんとの話で、昔の日本では、緩い土地を締め固めるのに「松杭」を使用していたとのこと。

 

松は水に濡れても腐りにくく、旧家を解体すると束石の下から、形を留めた「松杭」が出てくるそうです。

 

セメントなどの便利な素材が無かった時代の、経験から導かれた工法ですね。


現場は台風前にひと段落。

 

養生期間に充てます☆