『蔦重(つたじゅう)の教え』 読了

 


今回は完全に趣味の話です。

 

現場移動、昼食、睡眠前などの隙間時間で、『蔦重(つたじゅう)の教え』を読み終えました。

 

たまたまネットの書評で気になり、アマゾンで即購入です。

 

蔦屋重三郎(以下、蔦重)という、江戸中期の実在した人物を中心に、歌麿、北斎、蜀山人、平賀源内などを散りばめ、吉原を舞台にした、時代物SFエンターテイメントです。

 

ここに、50代で左遷宣告された崖っぷちサラリーマン、武村竹男(タケ)が、平成から江戸時代にタイムスリップして…。

 

蔦重たちとの絡みから、「人生の勘どころ」を書き取り、自分の「あがり」を見つけていくという物語。

 

今回は本当に単純に楽しめました。

 

読書は私にとってお酒のようなもの。活字は水ですね。

 

時々、本を読んでるとちょっとした罪悪感に襲われることがあります。

 

こんな贅沢な時間を過ごして良いものだろうか…。

 

気になった教えのひとつ

「〝でも〟とか〝しかし〟なんて言ってる人間は、金言を逃すし、人様に可愛がってもらえない。まずは聞いて、知ってる話や納得できない話でも、ひとまず、〝なるほど〟って聞いてから判断するべきだ」

 

う~ん…、グサリきましたね☆