新TOTOギャラリーの「伊東豊雄展」へ



先週末の連休を利用して、都内の建築展やセミナーに行ってきました。

 

まずはTOTOギャラリーの「伊東豊雄展」へ。


台湾に完成した、台中オペラハウスの設計・施工プロセスが、模型やパネルで展示されていました。


詳細で迫力のある、大きな模型が沢山並びます。


伊東さんは、模型作成を通して設計案を煮詰めたり、ブレイクスルーする建築家。

 

その手法には、共感するものがあります。

 

中庭には、3次元型枠の現寸モックアップ。


この建物は、内部の床・壁・天井がシームレスでつながり、空洞の3次元曲線が延々と続いていきます。



面白いのは、設計中の伊東さんは、多分、施工の段階のことをそんなに考えていない??のではないか、と思います。


考え過ぎてしまうと、設計の純度が失われ、面白く刺激的な建物にはならない・・・。


「ガウディになりたい・・・」とつぶやいた、伊東さんのような建築家が日本人でいてくれることは、とても嬉しい☆