「空間は機能を捨てる☆」

先日、東京都の国立近代建築資料館で開催されている、「アーカイブにみる菊竹清訓」展に行ってきました!


菊竹さんは、戦後建築史に残る建築家


建築に、時間の経過と共に取り替え可能なシステムを持ち込むなど、現代においても十分に省みる提案を多くしています


エントランスには、菊竹事務所の図面管理が一望できるパネルが展示されています


好きな言葉ですが、菊竹さんの著書『代謝建築論』に、「空間は機能をすてる」という文章があります


〈空間は機能をすてる〉ことによって人間を開放し、自由を獲得し、精神の高貴を讃え、人間の創造を蓄積し、よく多様な文化の胎盤とすることができるのではないか


回顧映像の中で、「設計は本来、方法論がないと出来ないんです」と仰っていた言葉が印象的でした☆