夢の世界建築史☆

週末は、大学の恩師である中川武 先生の退官記念で東京に行ってきました


最終講義のタイトルは「夢の世界建築史」

比較建築史、建築の保存・修復が専門です


パネラーに哲学者の柄谷行人さん、建築家の原広司さんを迎え、大隈講堂で久しぶりに知のシャワーを浴びました


一瞬の美と70年の生涯という導入からはじまり、私が講義で少し気になったセンテンスをメモ書きしてみます

・法隆寺は生駒の山々に呼応している
・自然の中に溶け込んだ佇まいをみせる醍醐寺五重塔
・浮遊する建築・平等院鳳凰堂の軒反り
・主客合一した茶室・妙喜庵待庵


「エジプト・ジュエル王の階段ピラミッドの修理工事、出来ることなら日本の力でやりたい…」修復への夢を馳せて、建築は世界を語り、夢にまでいたる


先生の研究室で様々な角度から建築を学べたことは、やはり財産ですね

門下生としては、先生の志を少しでも受け継いでいきたいです

 

先生、ありがとうございました☆