霧雨と蜘蛛の巣


庭の松の木に、蜘蛛が巣がありました


霧雨の水滴と相まって、その形が鮮明になっています


なんだこれっ!て感じで、意識して観たのは初めてでしょうか


造形的な美しさが半端じゃないです


よく見ると、蜘蛛が居る中心部分は放射状に延びる縦糸のみで、周辺に広がる程横糸が増え、密になっていきます


ちょっと調べると、蜘蛛自身が移動する縦糸には粘性が無く、獲物を捕らえる横糸にはちゃんと粘性があるようです


うーん、機能的な理由があるんですね


これはずーっと見ていても飽きないです


構造家のフライオットーの、建築モデルを見ているようです


いや、ヘタな現代建築なんかより面白い


興奮のままに書き綴りましたが、よく考えてみると、蜘蛛の巣はやっぱり嫌われ者ですよね


・・・・・・


美と醜は表裏一体


都合の良い時だけ賞賛するのは...、よそうかな