あぐら椅子が届きました


先月、東京に行って注文してきた、あぐら椅子が届きました!


正式には「あぐらのかける 男の椅子」


工業デザイナーの草分け、秋岡芳夫さんが自分が欲しい椅子を設計し、造りました


座高が35cmと低く(通常の椅子は40cm程度)、座幅65cm、座奥行50cmと座面がたっぷりあり、座る平面が菱形なのであぐらがかけることが出来ます


畳の生活が主であった日本人の暮らし方に合わせた椅子です


重さが軽く、日当たりのいい場所にちょこちょこ持ち運べるのがいいですね


デザインが古びてなく、見た目はコンパクトですが、座った時のしっかり感と、迎え入れてくれるような肘置きの形がいい感じです


今回、フレームはナラの無垢材生地仕上げ、座面の色はエンジに変えてもらいました


秋岡さんは著書 『割り箸から車まで 立ちどまった工業デザイナー』で、ものづくりと生活について述べています


〝自分の生活に必要なものは、自分で工夫して自分の手でつくる。これが人間の物づくりの原型だと、信じています
~(中略)~  みなさん、消費者を止めて、愛好者になりましょう〃


全てを自分でつくることは難しいかもしれませんが、1つずつ選択する自由から、愛好者になっていきたいと思います