静岡県草薙総合運動場体育館 見学


静岡県草薙総合運動場体育館の内部を見学してきました!


設計は、建築家・内藤廣


2Fの回廊やホワイエの天井高は2250mmに抑え


競技フロアに入ると一転して包まれるような大空間

決して息苦しくない、絶妙なスケール感


県産材の杉材を執拗なまでに使い


コンクリートなどの素材との組み合わせも限定的で巧みです


雨樋、犬走の足元廻り、溶融亜鉛メッキリン酸処理の軒先、スチールフラットバーの単純な手摺、堅牢なディテール


全体的に抑制された、原初的なデザインです


この体育館は「このはなアリーナ」の愛称が付いてますが、正式名称の「静岡県草薙総合運動場体育館」がしっくりくるように感じます


それにしても...、設計が躊躇していない事に、勇気を頂きました