「住宅取得等資金の贈与税の非課税」措置について

 

 

現在計画を進めている富士宮市のH様邸では、「住宅取得等資金の贈与税の非課税」の申請を行います。

 

これは、例えばクライアントのご両親などが、家を建てたりリフォームする時に、土地や建設費などを資金的に贈与した場合、一定額まで贈与税はかかりません、という税制優遇措置です。

 

その際、建物の仕様を上げる必要があります。


省エネ等住宅の仕様で言えば、屋根や壁の断熱材のグレードを上げたり、アルミサッシのガラスを遮熱型のρ-Eガラスにしたり、など。

 

仮に、1,200万円の贈与を受けた場合、一般税率は45%で、控除額が175万円なので、365万円の贈与税がかかります。

 

これが、上記の仕様を満たすことで、贈与税分がかからないとなります。

 

その為に、外皮計算などちょっとした申請手続きが必要ですが、家族全体の資産運用を考える際には、大変有用だと思います。

 

こうした制度を、上手く家づくりに活用する事で、住宅ローンのみに縛られない資金計画を立てる事が出来ます。

 

H様邸新築工事も各種申請手続きが済み、金額がまとまってきました。

 

滞りなく、工事契約、着工を進めていきたいと思います!