カテゴリ:人物



31日 10月 2013
美しいコンクリート打ち放しの建築をつくる、日本を代表する建築家・安藤忠雄。 住吉の長屋、光の教会、直島の地中美術館、表参道ヒルズ、21-21デザインサイト、数々の名作を生み出しています。 賛否は分かれると思いますが、レイトモダンの質の高いな作品群です。 気が付くと、安藤さんの作品集や本を沢山もっていました。...
28日 9月 2013
建築現場を管理をする上で、常にこうなりたいと、イメージしている人物がいます。 古代中国、漢王朝成立時の、高祖(劉邦)の三傑のひとり、丞相・蕭何(しょうか)です。 蕭何は後方にあって、前線の劉邦が飢えぬように、物資をせっせと送り続けます。 食糧、兵站の確保、兵の補給、民の撫育、安定した善政。 いわば、縁の下の力持ちの役割です。...
04日 8月 2013
東京・上野に籠っていた彰義隊を、1日で殲滅した作戦を立てた人としても有名。 靖国神社には銅像が建てられています。 司馬さんの短編を再読し、改めてその余韻に浸りながら書き綴っています。 不思議な人物です。 益次郎は軍人ではありません。 医者であり、蘭学者です。 学者の頭脳が、徳川幕府にとどめを刺しました。...
11日 7月 2013
先日、富士市の曹洞宗永明寺を訪れる機会がありました。 永明寺は創建500年の歴史ある名刹です。 境内には、整備された庭園、池、枯山水、滝など、様々な景観がとりまいています。 そこに、ひとつの立札が! いわく、「水五訓」と。 すかさず筆記したものを、以下に転記します。 一  自ら活動して、他を動かしむるは水なり...
16日 5月 2013
先日訪づれた、倫理研究所の創設者は、丸山敏雄氏です。 明治生まれの丸山氏は、厳格な中にもユーモアや温かさを持った教育者です。 私は10年ほど前、たまたま新聞で「餅つきひとつでも命がけにやれ」という、丸山氏の強烈な言葉に出会いました。 力の出し惜しみをせず、目の前ことに全力で取り組みなさい、と。...
15日 2月 2013
二十一回猛士とは、幕末の尊皇思想家、吉田松蔭のことです。 私は、吉田松蔭が好きです。 吉田松蔭の「志、定マレバ、気サカンナリ」という言葉に救われました。 この言葉には、自分の進路に迷っていた大学時代に出会いました。 迷った時は、この言葉に戻ります。 「二十一回」という数字は、松蔭の苗字である「吉田」を分解した字です。...
05日 2月 2013
大久保は不撓不屈。 諦めることを知らない。 維新の三傑、明治の元勲といえども、人気は高いとは言えない。 その豪胆な胆力と怜悧な頭脳、そして行動力。